障害者が実家で過ごすメリット、デメリットについての考察

コラム

記事制作:hwakui

東京から、実家の実家に帰省し、もう少しで1年が経過します。
なぜ、帰省することになったかというと、
仕事ができなくなり、お金が無くなったから
に尽きるのですが、実際はそれだけではありません。

東京にいた当時は、大学時代の先輩とルームシェアさせていただいていたのですが、
いろいろと”やってはいけないこと”をしてしまい迷惑を掛けてしまったことも、理由の一つです。
例えば、飲めないはずの酒に手を出し、ストロング系やウイスキーを無理やり飲み、
へろへろになり、ひどい時は吐いたり。(いわゆるアルコール中毒状態でした)

・・・前置きが長くなりそうなので、このくらいにして、
今回は、「障害者が実家で過ごすメリット、デメリットについて」、
自身の約1年間の経験を元に、まとめてみました。

1. メリット

食生活が改善した

東京に住んでいた当時は、毎朝ほぼ、家の近くのすき家で、
「混ぜのっけ朝食」を食べていました。

また、昼飯や夕飯に関しては、
例えば、昼飯は食べないことが多かったり、夕飯は近くのスーパーの
安くなった弁当や、中華麺を買い、栄養なんて考えず、安く済まそうとしていました。

実家では、個人的な話ですが、毎月5万円納めているのですが、
朝食や夕食は、栄養バランスがとても良さそうな食事を母親に作ってもらっているので、
食生活で困ることはあまりないです。

ただ、血圧が低く(先日の健康診断で上が89)、立ち眩みやめまいが起きやすいので、
念のために、サプリメントと、めまい用の薬を処方してもらい毎日服用しています。



めまい薬は「ベタヒスチン メシル酸塩錠 6mg TSU」という薬を服用しています。
めまいが起きた時に服用しても、即効性はないとのことですが、
予防的な服用も可とのことで、1日2回、朝と夕方に服用しています。

これらのおかげで、最近は立ち眩みやめまいがほとんどしなくなりました。

生活リズムが改善した

この一年は、ほぼ毎日、「朝6:30起き、夜22:30前後就寝」の生活です。
ただし、どうしても、なかなか前夜に寝付けず、睡眠不足の時や、
朝起きた時に、頭痛など体調が悪い時などは、8:30くらいまで寝続けます。

今現在は僕は、会社員として会社に属しているので、この生活は当然なのですが、
東京でふらふらしていた頃は、徹夜当たり前のような、不規則な生活をしていました。

今は、夜通し遊んだり、深夜に公園で酒飲んだり、そういった”自己破壊的娯楽”はできませんが、
この生活リズムの改善は、かなり体調面で効果があったと思います。

自己破壊的行動がなくなった(できなくなった)

上記の通り、夜行性的な生活も、アルコールの多量接種も、親の目があるので不可能になります。
たまにそういった行動がしたくなることがありますが、
すると怒られるため、その恐怖でできなくなります。

(必然的に)目標ができた

生活に制限があるので、それがストレスになるといったデメリットは否めません。
それについては、次の項目でお話しします。
ここで述べるのは、おそらく、みなさまの中で、もし精神障害を患っていて、
実家で過ごす決断をされた方がいるとしたら、同じ目標を持つのではないかなと思います。

それは

「早く一人暮らししたい」

「離れて暮らしたい」

といった目標です。いわゆる「自立」です。

東京にいたころは、ルームシェアしていて、生活コストの面で、
なかなか、「一人で暮らしたい」と思ったり、
そもそも”自立”している状態に思えるので、そういった目標を考えることはありませんでした。

僕は、新潟に帰省して、こうして1年を向かえる前に、
実は一度、実家暮らしが嫌で、新潟に転入したものの、
1週間で転出した経験があるくらい、実家暮らしに抵抗があります。
なので、実家に帰省して、すぐこの目標を掲げ、今もこの目標に向けて生活している状況です。

障害者になると、なかなか目標を持つことも、
生きる希望すら持つことも難しく感じることが多いと思います。
僕の場合、「一人暮らしし、まともに生活できるようになる」という
目標以外、正直なところ、現状、夢も希望もありません。
ですが、一つでも目標があると、生活の意味も変わってくるのではないでしょうか。

以上が、僕の考える、精神障害者向けの実家暮らしによるメリットになります。

2.  デメリット

上の通り、実家暮らしによるメリットは少なからずあるように思いますが、
その一方で、やはりデメリットもあると思います。
ここからは、実家暮らしを始めて僕が経験し、感じた、
実家暮らしでのデメリットについて、まとめていきます。

行動について聞かれる、プライバシーが知られる

休日、外出すると、必ずと言っていいほど「どこに行ってきたの?」と聞かれます。
つまり、プライバシーに関して、かなり知られることになります。

個人的な話ですが、僕自身の場合、兄妹みな一人暮らしを始めた段階で、
実家は改築され、子供部屋と言える部屋はなくなった為、個人部屋と言えるものはありません。
その為、僕は今現在、物置き部屋の中で日々を過ごしています。
つまり、例えば、タンスの中のモノの出し入れや、スーツ掛け、物干しのために、
両親は何の抵抗もなく、僕のいる部屋の中に入ってきます。そんな環境です。

何が言いたいかというと、僕自身が、今何を保有しているか、最近何を買ったのか、
そういった情報は、隠すことができなくなります。
※このデメリットに関しては、個人部屋のない場合のみかもしれません

また、郵便物(外装)も見られ、ネットショップ等で購入したものも見られ、
何を買ったのか聞かれたりします。
そういった部分でも、やはりプライバシーに関しては、
なかなか守ることが難しいところになります。

知ったような口調で持論を語られる、生活の自由度が低い

あなたは精神科医ですか?と問いたくなるような発言を、
頻繁に受け、ストレスを感じます。真に受けずに、聞き流す必要があります。

例えば、

・スマホやPCをいじっていると、
「そんなものばかり見てるから神経使って疲れるんだよ」

・昼寝をしたいと思い、横になっていると、
「昼寝するから夜寝れなくなって、生活リズムが崩れるんだろ」

・休みの日に部屋に閉じこもっていると、
「晴れてるんだから外に出て運動でもしてきたら?(嫌味口調)」

上記の通り、少しでも不満を持たれると、厳しい指摘を受け、
乗り気もしないのに、重い身体を、無理やり外出させたり、
運動させたり、そういったことになると、ストレスになります。
※怠けた身体を矯正する意味では、メリットにつながるのかもしれませんが、
とてもしんどいです

中でも、一番しんどいのは、体調が悪くて、会社を欠勤した日です。
とても両親の視線が痛く感じます。
また、上記のような、生活上で不満に思われたことをすべてぶつけてきます。

結局、体調を悪化させる可能性がある

最後のデメリットになりますが、実は今現在の自身の体調は、
うつ病と診断され、7年目くらいですが、過去最低水準にひどい状態です。

具体的には、

・診断が軽度のうつ病⇒うつ病⇒双極性障害Ⅱ型と変更された

・精神安定剤が過去最多更新中

・早朝の出勤電車内にて気絶(人生で初めて救急車に乗車)した

・8/24の週から頭痛と吐き気で会社に行けなくなり、一か月の休養が必要と診断された

こんな状態になってしまいました。

「早く自立したいから、頑張って働くんだ・・・」

といったような、自分の知らない間に、自身の身体に、
限界以上にストレスなどの負荷を掛けてしまう可能性があります。

僕自身の場合は、そのサインが、電車での気絶だったのかもしれません。
※5分間ほど、気を失っていたそうです

ここから、体調不良が続き、心療内科で心電図を撮るも異常なし、
会社には頭を下げて、健康診断を早めてもらい、現在結果待ち。
来週は大きめな病院で脳波検査とMRIを撮ることになりました。

最後に

以上のように、精神障害を患っている状態で、実家で暮らす際には、見えるストレスや、
知らずに感じる、見えないストレスや負荷が潜んでいると思います。

僕のようにならない為にも、もし障害をお持ちの方で、
実家で過ごすことを検討されている方がいらっしゃいましたら、
事前にどんなメリットやデメリットがあるか、どんな脅威があるか、
この記事を参考にしていただき、気を付けていただけたら幸いです。

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