記事制作:hwakui
最近、もともと発達障害を患っていた方で、
京都大学を卒業後、本人によると、1年ニートを経て、現在は会社員3年目の方から、
Facebookメッセンジャーでうつ病の診断されたという報告をいただきました。
またしても、救うことができなかった。阻止することができなかった。。。
これは僕としては、本サイトを運営している上で、本当に正直な意見なのですが、
なんとなくも元気そうなので、普通?に返信しました。
皆様なら、どう返信し、今後、どういうふうに接しますか?
医学的に考えれば、正解なんてないんでしょうけど。
「やばそうだから、接しない方がよさそう・・・」
「縁切ろう・・・」
「今後関わりたくないから、SNS、ブロックしよう・・・」
私がカミングアウトした時には、数人にブロックされた経験があります。
それでも、なぜ、当事者はカミングアウトしたいのか。伝えたのか。
当事者同士なら、確かに不信感や抵抗感などがなくて、伝えやすいかもしれません。
この例の他にも、たまにではありますが、
適応障害であったり、うつ病を患ってしまった方から、メッセージが届きます。
届いたら、僕なりのアドバイスであったり、個人的に生活上の療養のアドバイスを送ったりします。
でも、例えば、僕以外の全然関係ない、”精神的に健康”な方にカミングアウトした場合はどうでしょうか。
それは、恐らくですが、周りに理解してほしいからなんですよね。
理解する。うつ病であることを知り、その理解のもと、今後、うつ病であると知りながら接する。
相手によっては、気を使ってしまうかもしれません。
個人の見解ですけど、
人間関係がめんどくさかったら、切ってしまっていいんじゃないでしょうか?
例えば、SNSでブロックされたり、仲間から外されたら、
「あ~あ、それまでの関係だったんだな」
と、本人は割り切るしかないと思います。
僕は、色々な活動をしてきて、そんな経験がたくさんあります。
タイトルに、「知人、友人がうつ病と診断された場合、
その際のベストな対応についての考察」と書きましたが、
精神疾患を患っている方とコミュニケーションを取るのが、
とても面倒で、どうでもいい存在になったのであれば、
それは、カミングアウトされた側のストレスになりかねないので、
ブロックするのが正しいと、個人的には思います。
一方で、何とか救ってあげたい。
個人的にはこんな方が多ければいいなぁと思いますが、
そういう方は、今後も、”普通通り・普段通り”に接してあげてほしいです。
過剰に心配されたりしたら、当事者の方も、
「気を使わせてしまっている」
と感じて、よりストレスを感じてしまうかもしれません。
バックグラウンドに、臨床心理士やカウンセラーがいない、
そんな本サイト、うつ病予防.comですが、
僕個人の経験談からすると、本サイトを運営している代表のワクイからすると、
残念ながら今の日本の現状、これが正解な気がします。
ただ、Googleで検索しても出てこなかったのですが、
たまたま先日参加したイベントで出てきた話で、
「精神疾患当事者間のテキストベースのやりとりはあまり上手くいかない」
というアメリカの研究結果があるそうです。
本当かどうかは分かりませんが、皆様、どうかお気を付けください。