「NPO法人OVA様」主催 ”声なき声プロジェクト”の調査報告会に参加してきました

記事制作:hwakui

昨日11月1日(木)19:00~21:30@LIFULL HUB

にて開催された、NPO法人OVA様主催のイベント

「若者に支援を届ける工夫」調査報告会 ー必要な支援につながれる社会を目指すー

に参加してきました。

 

OVA写真1

 

会場には、様々な業種の方や、精神疾患を持った方など、60人程度の方が集まりました。

コンテンツと、タイムテーブルは、以下の通り

 

自分から支援を求められない「声なき声」に問題意識を持ち、
支援を届けるためにどのような取り組みが行われているのか調査を進めてまいりました。

40件以上のアンケート調査と、10団体への
インタビュー調査から、共通する要素が見えてきています。
支援が届かない・届く要素を皆さまに共有するとともに、
支援の現場で活動されるゲストを交えて、
さらに深く皆さまと掘り下げていきたいと思います。

18:45 開場、受付開始。
19:00 調査結果のご報告
19:15 調査結果の考察
19:30 ゲストトーク
・熊倉陽介さん(精神科医)
・荒井佑介さん(NPO法人PIECES)
・伊藤次郎(NPO法人OVA)
20:45 今後の事業の展望について
21:00 参加者の交流会と個別の自由質問タイム。(OVAでお飲み物とお菓子をご準備します)
21:30 イベント終了。

 

https://outreacher.ova-japan.org/debriefing-1101/より引用

 

以下、参加した学びを述べていきたいと思います。

 

データの前提として、

・若者の死因の1位は自殺であること

・年間約21,000人が自殺していること

 

を踏まえて、NPO法人OVA様が調査された結果は以下の通り

”可視化されていない「声なき声」の可視化を試みた調査結果”

・過去1年以内の自殺未遂経験者推計53万5千人(日本財団, 2016)

・成人の4人に1人が「本気で死にたいと思ったことがある」(厚生労働省, 2017)(日本財団, 2017)

・Google検索で「死にたい」の検索ボリューム24万回/月

 

これだけでも、びっくりしました。

誰にも相談できず、「死にたい」とWebサイトに頼ること、

検索バーに書き込んでしまっている現実が、本当に驚きです。

 

でも、改めて考えてみると、私の場合、不安障害(元、うつ病)であることをカミングアウトしていますが、

確かに、私の周りには、同じような精神疾患を患っていても、周りには言えないという方は少なからずいます。

私自身がカミングアウトしているため、相談しやすいのか、Facebookのメッセンジャーなどで連絡がきます。

 

生きづらさにはいろいろなカテゴリーがあります。OVA様による43団体の調査によると、

・生活困窮

・不登校、引きこもり

・ニート、就労困難

・発達障害、精神疾患、難病、身体疾患

・妊娠、子育て、虐待、養育困難

・犯罪、非行(加害者、被害者)

で分けられ、

 

 

また、43団体による、支援を届けるための工夫について、参考にしている考え方や理論の具体例として、

・マーケティング

・動機づけ面接

・リプロダクティブヘルス&ライツ

・ソーシャルワーク

・社会心理学

・認知行動療法

・セクシュアルヘルス&ライツ

・アウトリーチ

・行動経済学

・ナラティブアプローチ

・ジェンダー、トラウマインドームドケア

・ピアサポート

・自分の経験

・チャイルドライン

が挙げられたそうです。





その反面、調査結果による、「支援を求められない理由」は下記の通り。

・スティグマや恥がある(環境・社会)

・情報発信が不足している(支援者)

・援助希求力が低い(当事者)

・対人不信感、支援に対する不信感が強い(当事者)

・時間や場所などのアクセスに困難がある(環境・社会)

 

個人的な感想としては、

「スティグマや恥がある」については、確かに、カミングアウトすることは

すごく勇気のいることであるを感じる方がいらっしゃるので、とてもよく理解できます。

匿名であったり、「親にばれたくない・・・」など、そんな声を聴きます。

 

また最近は、様々な分野で、SNSカウンセリングのサービスがあると思っていたので、

「時間や場所などのアクセスに困難がある」という支援を求められない理由は、

支援者の「情報発信が不足している」に直結しているのかなと思いました。

「こんなサービスがあるんだ」

と、認知させる活動が必要だなと思いました。

 

その中で、結論に行くと、NPO法人OVA様もおっしゃっていましたが、

SOSの出し方教育を幼少期から取り入れていく必要があると感じました。

ITが常日頃、より便利になっていく中、幼少期からPCやタブレット、スマホを使い、

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで分からないことを「検索」する習慣を身に着けさせると、

今後、いろいろスムーズに、自発的に情報取集することができるのではないかなと思います。

(その反面、サービスを提供している側としては、私も含め、検索でTOPに出るように対策しなくては・・・)

 

最後に、ディスカッションタームで出た興味深い情報を述べさせていただきます。

「スティグマや恥がある(環境・社会)」

の対策について。

支援されていると思えないように振る舞う

のような話題が出ました。

これは、本サイト、うつ病予防.comにとても使えそうな手法かと思いました。

それは、「うつ病の予防だと思っていない」活動の普及です。

Google サーチコンソールを見ても、

当然だと思いますが、「うつ病 予防」と検索する方は多くはありません。

以前もコラムに書きましたが、意識して「うつ病になりたくない」と思われる方がほぼいないためです。

そのため、うつ病になった人は「まさか自分がうつ病に・・・」となってしまうのです。

そこで、本サイトの予防・療養のための習慣ページ
https://xn--p8j0cz13j8z8a547a.com/habits/

の習慣をピックアップし、「うつ病の予防につながっている」ことを、

変な言い方をすると隠蔽した形で、何か、できないか、考えたいと思いました。

上記が、一番の私の収穫でした。

 

うつ病の予防は意図的にするものではなく、何かに付随して必然的に効果を発揮する。

そんな、行動、活動を追求していきたいと思います。

 

NPO法人OVA様、本当に貴重なイベント、ありがとうございました。





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